Clef de Beau-Marketing

2018/4/2創刊★美容マーケティングに特化した業界専門Webメディア Clef de Beau-Marketing (クレド・ボー・マーケティング)

新着コラム一覧

2018 / 04 / 16  15:45

【革新的ビューティー論】様々な“パーソナライズド”の形。Gene-Beautyともいうべき“パーソナライズド・ニュートリション”市場の未来

以前【美容マーケティング】のコンテンツでも書かせていただいた『パーソナライズド・ビューティー』について、この数カ月でまた注目が拡大しています。私が兼ねてより【革新的ビューティー論】の中で述べてきた「美容×遺伝子」が、いよいよ美容・健康業界にも現実味を帯びてきそうです。

様々な製品開発、イノベーション、インフラ整備がされるなかで、その人のその時、つまりライフスタイルに合った製品提供をしていくことが、さほど遠くはない未来に訪れます。AIやビッグデータ分析と、本来の人を構成するDNAや構成遺伝子情報から、先天的にインプットされている病気などの可能性を知ることで、それを”予防”するために日常の食事を見直すことで、将来的に大きな変化(=健康維持)を得られるのではないかと思います。こういった”パーソナライズド・ニュートリション”という考え方が欧米の健康・美容業界でも少しずつ話題になってきました。

昨今のパーソナライズのトレンドに沿って考えると、ゆくゆくとても受動的に、かつ、きめ細やかに、パーソナライズド・ニュートリションが提供されていくということは、生活習慣病やその予備軍、また特定の疾患を持っている人、また自分でその知見がなく自給できない人にとっては、オートマティックに出てくるのはとても有益ですが、その一方でそれを基にして日常の食事までがすべて一方的に提供されるのはある種食事という温かみや本来の意味が失われてしまう可能性もあるので“行き過ぎ”には注意しなくてはならないでしょう。

“パーソナライズド・ビューティー”の今後は、以前も書いたアンチエイジング医療などのように、まだ遺伝子検査などが安価でないだけに、健康・美容意識が高い層において、また特定疾患でタイムリーなケアが必要な層などにおいて、伸びていくものと推測されます。遺伝子検査で基本性質を把握し、さらにその日・その時に必要なパーソナライズなニュートリション(栄養素)の推奨情報を受け取り、自分で選定した製品を効率の良いタイミングで摂取するようになるでしょう。
また、サプライヤー側としては、それにふさわしい製品開発のみならず、情報発信や管理ができるシステム提供などが必要になり、効果的にそのタイミングで摂取することを促すことになるでしょう。

ビューティーにおいても、健康において、その他の業界でも、パーソナライズの根源は、すべてライフスタイルに紐づくものになります。マーケティング的には、年代や趣味趣向のみならず、ライフスタイルというのも新しいセグメントとなっていくでしょう。

2018 / 04 / 11  14:42

【革新的ビューティー論】美容業界のSDGs投資になるか?Agri-Beauty(アグリ・ビューティー)という考え方

『革新的ビューティー論』最大のテーマである美容と環境との関わり。
近年叫ばれるSDGsにおいて注目すべき新しい考え方として、今回は『Agri-Beauty』(アグリ・ビューティー)について考えていきます。

Agri-Beautyは日本語ではうまく表現できないワードですが、Agri-やAgro-は”農業の”という意味で、農業にいかに密接し還元していくかも視野に入れようという取り組みでもあり、SDGsやESG投資関連事項にも入ってくる内容ではないでしょうか。
代表的なAgri-Beautyには、ナチュラル&オーガニック農業によって栽培された植物原料を採用している製品や、それにまつわる美容を施すことがあると思いますが、もはやそれだけでは”古い”でしょう。

先月LAで開催された、アメリカ最大のナチュラルビューティーEXPOでは、このAgri-Beautyにも注目されていました。
Moon Valley Organics、Seed Phytonutrients、Bodyceuticalsなどのナチュラル&オーガニックコスメでは、オーガニック農法により採取した植物原料などをふんだんに使い、”Face-to-Face”ならぬ”Farm-to-Face”(ファーム・トゥ・フェイス:農場(Farm)と人とをつなぎ、さらにFaceもスキンケアや美容にかけている)という革新的取り組みが紹介されていました。

・Plant-Based(プラント・ベースト)のみならず、原料調達にまで配慮するこそ企業的責任であり、そのトータルがビューティーインダストリーであること
・様々な農業従事者や薬草、養蜂の専門家と協力して、自社でオーガニック原料を生産すること
・原料生産する農家を支援し、自社独自の製法や原料を守ること

ナチュラル&オーガニック原料を採用した製品開発をしていくのみならず、その産業を守り維持していくこと、またそれをPRしていくという新しいSDGs-PRになるのではないでしょうか。

国内の化粧品業界では、SDGs/ ESG投資状況はかなり遅れています。そんな中ごく最近、国内でも新しい取り組みが見られるようになりました。(国内の動向についてはまた次回。)
今後の業界発展に寄与する、化粧品業界のSDGs・SDGs投資について考えていきませんか?

 

 

2018 / 04 / 02  10:00

【ビューティーフード/インナービューティー】拡大するアンチオキシダント市場

アンチエイジングの要素を多く含む「アンチオキシダント」。私が提唱するビューティーフードの基盤にもなっています。
ビューティーフードとは抗酸化栄養素を多く含む食材や製品と定義して、美容フード履修プロコラム「ビューティーフードIQ120」などでも説明していますが、
アンチオキシダントは、端的にいえば、健康の大敵となる様々な要因から発生する活性酸素を除去するものです。(これらの様々な要因や仕組みなど、同プログラムでも解説しています。)
インナービューティー先進国では摂取が一般的になっているサプリメントや機能性食品、栄養ドリンクなど様々な製品で、健康をサポートしています。

米専門調査によれば、グローバルのアンチオキシダント市場は29億2000万ドル(2015年)となり、2022年までには45億3000万ドルにまで達すると見込まれている、非常にポテンシャルの高い市場です。
健康や美を追求する消費者は知識を増やし、自分にあった”アンチオキシダントフード”を求めるものであり、特に高齢化社会が進む国々では注目されやすいです。また、過酷なスポーツを仕事とする人々、スマホの普及により敵視されているブルーライトによる目や脳に対する健康被害、アンチオキシダントを豊富に含むベリーをはじめとしたフルーツへの人気など、既に様々なアスペクトやニーズが存在しています。これにより、各社が様々な研究開発が行われるようになりました。
昨今話題になっているのが、“スーパーフード”の「逆輸入素材」と呼んでいるクルクミンです。インナービューティー先進国のアメリカでは、クルクミンに関する製品やサプリメントなど、市場でもやは見ないものはありません。また、これに加えてナチュラルな要素も求められるようになってきました。実際には、「コンフィデンシャル×ナチュラル」となるといわれていますが、ナチュラルなアンチオキシダント市場は2022年までに41億4000万ドルにまで達すると見込まれているのです。
最近では、化粧品の分野において、アンチオキシダントの要素が出てきているのには大変興味深さを覚えます。(化粧品の動向については、後日のコラムにて)

技術革新や移り変わる美容・健康トレンドにより、消費者がアンチオキシダントを求めていく理由が刻々を変わってきます。これこそが時代にあったアンチエイジングと言えるのではないでしょうか。

2018 / 03 / 30  15:50

【ビューティーフード/インナービューティー】北米で大人気の"スーパーフード"「ヘンプ」産業。流行り続ける理由と世界動向

北米で人気の“スーパーフード”に「ヘンプ」があります。

アメリカなどでは、プロティンの人気に伴い、植物性プロティンの一つとしてヘンプが求められることが多く、市場規模も年々増加しています。

(昨年更新のコラム『米国"スーパーフード"ヘンプの市場規模が688万ドルへ成長!その成長の背景とは?』も合わせてご覧ください。⇒

このほかに、ヘンプ人気の理由としては、セミナーなどでお話してるように、ヘンプの栄養価の高さがあり、その注目はどんどん高まっているのです。

 

ヘンプは、原料についての誤解や混乱が多く存在しており、また産業も世界や自治体によって制限されているところがあります。以前からアメリカでも長い論争の歴史があるのですが、ヘンプ産業に関連して、様々なCBDなど団体が存在し、産業発展に貢献しています。

アメリカでは、市場規模は2020年までに700万ドルにまでになると見込まれていて、アメリカ国内でも33もの州が産業ヘンプの生産が認められるようになりました。今後はカナダにもサプリメント製品などで進出してくるのではないかと言われています。カナダでは、現在も産業用の原料生産のみで、加工は禁止されています。サプリメント製品などの加工製品が進出してくることは意外とハードルが高いという背景がある中、市場の人気が湧きたっているということから行政が追い付いていないという現状があります。

 

実は、ユーラシア大陸でもヘンプ産業は発展しています。

ニュージーランドでの原料栽培~一部加工、オーストラリアでの加工製造が頻繁に行われています。オーストラリアでは、ローフードへの人気が以前からあり、それゆえにヘンプ製品が好まれる傾向にあります。

 

世界でも市場規模は拡大し、逆輸入素材ともいうヘンプへの人気は途絶えることはなさそうです。日本でも、“スーパーフード”元年の2015年に業界で注目はされましたが、日本導入には非常に体力が必要となるうえで、当社でも引き続き効果的なアプローチでサポートいきます。

2018 / 03 / 22  10:00

【Media情報】健康情報ニュースにて新創刊Clef de Beau-Marketingが掲載

3月15日付けの業界専門媒体「健康産業ニュース」にて、当媒体が紹介されました。

記事はコチラからご覧ください。

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 ...
2018.04.26 Thursday