Clef de Beau-Marketing

2018/4/2創刊★美容マーケティングに特化した業界専門Webメディア Clef de Beau-Marketing (クレド・ボー・マーケティング)

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2018 / 02 / 13  10:02

【美容・インナービューティーマーケティング】パーソナライズ・ビューティーへの転換期!?“カスタムメイド”への波、加速

再生医療など最先端技術を駆使した研究開発と、ナチュラルへの原点回帰と、2極化が進む美容業界。
昨年はコミュニケーションのパーソナライズ化に伴い、美容業界も新しい局面を迎えました。私が『革新的ビューティー論』の中で注目してきた、AIやIoTの面での革新的な取り組みです。近年美容業界の新しい要素となると期待されているパーソナライズ・ビューティーです。これは、年始にも書いた「美容×テクノロジー(デジタル)」の発展である
全体的に“マス”から“パーソナル”への転換が見られる中で、パーソナルに合ったスキンケア(やメイク)を提供する製品・ツールが大手化粧品メーカーで始まってきました。そして、ごくごく最近では、ナチュラル&オーガニックコスメの分野でも、パーソナライズへの波が湧きたっており、個人的にとても注目しています。

ナチュラル&オーガニックの最先端はやはり欧米発信が多く、その中で、ナチュラル&オーガニック業界でも、パーソナライズへの挑戦も始まっています。オーガニック認証を取得した植物原料を採用し、製品やブランドにもオーガニック認証を取得した、“カスタムメイド”なナチュラル&オーガニックスキンケアも登場し、今後は日本でも徐々に見られるようになってくるでしょう。
そもそも、パーソナライズやカスタムメイドという概念は、ブランディングやターゲティングにおいてまだまだ未開拓な部分があり、実は、マーケティングアプローチが適正化されていません。価格帯や製品特性においてみれば、富裕層や意識が高い層向けともいえるが、意識が高い層は自身で選定・選択ができるため、ニーズがない場合も考えられます。ナチュラル&オーガニック先進国での“カスタマイズ”ビューティーは、意識が高い層に向けて訴求されていることが多いように見受けられますが、美容業界においては、まずブランディングが最重要要件です。

近年のマーケティングでは、ターゲットに合わせたコミュニケーションアプローチが必要で、前回書いたように、特に美容では年代のほか様々なセグメントがあるので、独自にマーケティング戦略を立てていくことが重要になってきます。つまり、パーソナライズ・“カスタイマイズ”ビューティーに関して、どこに市場性があるかしっかり見極める必要があります。

今後、国内ではどのような発展を見せるか、引き続き注目をしていきたいと思います。

2018.07.19 Thursday