Clef de Beau-Marketing

2018/4/2創刊★美容マーケティングに特化した業界専門Webメディア Clef de Beau-Marketing (クレド・ボー・マーケティング)

コラム一覧

2017 / 01 / 18  13:20

【ビューティーフード/インナービューティー】ひろがる機能性表示食品と今後の課題

機能性表示食品622品目に!


機能性表示食品制度が始まって以来、受理総数が622品目に上りました。(1月13日までの累計。撤回品含む)
加工食品の割合の増加が目立ってきました。
機能性表示食品は、ご存知の通り、「企業等の責任において届け出ることで食品に健康の維持及び増進に資する特定の保健の目的が期待できる旨の表示を行うことができる制度」ですが、企業側が出す製品への信頼性を高めると同時に、消費者への理解促進や混乱予防にもなります。
データベースや受理事例からの応用もできるので、申請しやすく、今後も様々な要素で期待されている制度ですが、
検討事項も挙げられています。

機能性関与成分に関する検討事項とは


12月に消費者庁が出した機能性関与成分の取り扱い等に関する検討会報告書では、今後の検討課題として以下が挙げれらています。(出典:消費者庁HP)
<栄養成分の取り扱い>
・糖質・糖類も機能性表示食品制度の対象とする
・ビタミンやミネラルは、栄養機能食品制度において別途検討する
<機能性関与成分が明確でない食品の取り扱い>
・特定の成分で機能性が部分的に説明できる「植物エキス及び分泌物」も、機能性表示食品制度の対象とする

糖質、(ビタミン、ミネラル)、植物エキス等までに検討範囲が及ぶことで多様性が生まれますが、
「機能性表示食品」という言葉が先行してしまっている市場では、私はより混乱を増すのではないかと考えています。

制度と市場(消費者)とのギャップ


機能性表示食品制度はある意味で画期的で、特にマーケティングにおいては差別化・ブランディングの一つと私は捉えています。ただ、トクホなどとの違いや、機能性成分の効果から得られる製品に対する評価など、消費者においては混乱する場合が多く、また教育する場面にも非常に乏しいのが現状です。
「機能性表示食品」という言葉が表立って、その本質を理解していない消費者も多くいます。
製造(届け出)側もしかりですが、消費者においても理解の“乱用”がないかどうか、アピールする際にも気を付けていく必要があるのではないでしょうか。


機能性表示食品についても、先日リリースした「ビューティーフードIQ120」の中で紹介しています。
最新キーワードの解説から、それを元にどのように選べばよいか、またどのようにして手に取ってもらえるかまで消費者目線を予測することもできます。
この機会に、是非このような新しい視点に触れてみてください。

2018.05.27 Sunday