Clef de Beau-Marketing

2018/4/2創刊★美容マーケティングに特化した業界専門Webメディア Clef de Beau-Marketing (クレド・ボー・マーケティング)

コラム一覧

2017 / 12 / 19  12:38

【ご紹介】業界誌I.B.ヘルスケア51号に執筆しました。美容・健康業界の2018年展望とは?

業界誌『I.B.ヘルスケア』 51号(11月30日発行)に、執筆させていただきました。

51号表紙.jpg

 

51号概要モノクロ.jpg

2018年の業界展望、オーガニックコスメ、“スーパーフード”などについて。
是非ご覧ください。

2017 / 12 / 15  12:48

【ビューティーフード/インナービューティー】健康・美容業界の2018年グローバルトレンドを徹底解剖!

グローバル規模で健康ブームが定着しつつある健康・美容業界。2018年のグローバルトレンド分析が発表されています。
キーワードは、①Full Disclosure ② Self-Fulfilling Practices ③ New Sensations  ④Preferential Treatment ⑤Science Fare です。

日本ではもはや「安心・安全」の代名詞になっている「情報開示」。実は、グローバルではまだ遅れている部分があります。AmazonとWholeFoodsでも同様の流れなのですが、アメリカでは2018年に向けて、FDAが食品表示の透明性を呼びかけており、健康ブームに拍車をかけています。日本は未成熟ですが、エシカルで環境に配慮した視点が入った「ナチュラルへの転換」が増加しています。ここで、安全と信頼を買うというところで、情報開示された製品が求められてくるというわけです。

いろいろなトレンドが生まれる中で、意識の高い消費者の中には、様々な情報・製品をバランスよく組み合わせたものをセルフケアとして作り上げていくという風潮があります。同様に、ネガティブに作用するものは排除する傾向があります。日本で言われているセルフケアとの概念とは少し異なりますが、要は、型にはまることなく、自分に合ったものを選定して取り入れるということです。SNSの一般化により、それをシェアするのが’今どき’の消費者です。

食品・美容フード、健康ドリンクをはじめとした製品で新しい視点となるのが、テクスチャーという考え方です。特にiGenerationと言われる10代から20代前半の世代に多いのですが、先述の‘今どき’消費者にもあるように、味覚以外の様々な感覚を研ぎ澄ませて、製品を選ぶという視点です。日本ではインスタ映えという言葉があるように、視覚的要素も人気です。リアルな言葉で広く発信していくので、彼らをターゲットにしたマーケティングには有効ですよね。

これまで基本的な食材は店頭で購入することが主流な時代から、オンラインやモバイルでの消費行動が目立ってきています。Amazon×Whole Foodsのニュースも、これに拍車をかけています。ある種の業界的イノベーションです。
自宅へのデリバリーや定期配送などを使って補充するという利便性はもちろんですが、製品カテゴリーを超えて様々な製品を一緒に購入できるメリットがあることから、“セルフケア”を実践できます。また、Recommendation機能を使ったマーケティングにも有効ですね。

様々な技術革新により、食品業界は新しいイノベーションとなりえる次世代ステージにきています。革新的ビューティー論を持論としている私にとっては、とても興味深い内容です。そのイノベーションとは、従来の伝統的なファームの横に、研究所が併設されていかに栄養素を効率よく摂取するかなど研究が始まるといいます。食品化学というべきか、農産物・加工食品など、より健康や美を追求するようなメソッドが化学エビデンスに基づいて確率されるというのは、大変興味深い話です。今後の展開が期待されます。


次回のコラムでは、このようなグローバルトレンドを受け、日本の健康・美容業界の2018年展望を考えます。

2017 / 12 / 05  12:52

【ビューティーフード/インナービューティー】日本の“スーパーフード”を世界に広めよう

メイド・イン・ジャパンの世界の需要(米国ニーズ)

昨日、北米の経済動向を聞く機会がありました。自動車や不動産、外食産業など多くの日本企業が5大主要都市に進出しているといいます。政権や税制の問題などいろいろなテーマが伺える米国経済ですが、日本製品の価値はもとより、サービス業ではきめ細やかなおもてなしの心が求められているようです。
また、クール・ジャパンというスローガンも意外に浸透しているようで、日本食の人気から日本はとても身近な存在のようです。

以前も書きましたが、美容・健康業界の進出はかなり足踏み状態です。
中小メーカーの化粧品はもとより、健康食品など加工食品もニーズは高いのですが、やはり英語力と独自のブランディング、マーケティング手法が必要になります。

日本の“スーパーフード”が突破口になるか?!

何度もお伝えしてきましたが、スーパーフードは定義がなく、一般的には「海外の珍しい食材で、栄養価が高いもの」と認識されている場合が多いですね。このカテゴライズ通りに言うとすると、(一部の)“スーパーフード”を含めた抗酸化食材を私はビューティーフードと呼んでいますが、私の言うビューティーフードとしても、俗にいう”スーパーフード”としても該当する、日本古来からある優れた食材が、いま海外で注目されているのです。
特にアメリカでは、ターメリック、昆布、ケール、などが人気で、私はこういった日本古来のスーパーフードをある意味「逆輸入素材」と呼んでいますが、こういった食材はアメリカをはじめとした海外で新しい市場にになり得ます。

まず、“スーパーフード”的、ビューティーフードとしてその食材の本質を理解して、海外トレンドに合わせた独自のマーケティング戦略とミレニアル世代に合わせた戦略で、海外進出への足かがりを作りましょう。

(当社では、パートナー企業様を募集しています。お気軽にお問い合わせください)

 

2017 / 11 / 27  12:57

【オーガニック(コスメ・フード)】オーガニック業界の未来を指南するホールフーズ。2018年の注目トレンドとは?

ホールフーズのバイヤーが注目する2018年トレンドとは?

前回のコラムに続いて、注目されるのは今後のホールフーズの展開でしょうか。オーガニック業界を牽引するといってもよいホールフーズのトレンド情報は、個人的にもかなり注目度が高いです。

早々に、2018年トレンド情報が発表されています。
フローラル・フレイバーやスーパーパウダー、root-to-stemムーブメントなどの流れです。このようなトレンドは、ホールフーズ店舗のみならず、アマゾンでも展開されます。

フローラル・フレーバーでは、ピンクハイビスカスやローズなどのハーブティ、ラベンダーラテ、ライムミントエルダーフラワーのスパークリングウォーターなど、フローラルドリンクやボタニカルの原料を入れたスナックなどに注目があつまります。こういったボタニカル素材は、アロマの観点で消費者から人気があるといいます。
スーパーパウダーとは、俗にいう”スーパーフード”にも含まれる場合がありますが、スムージーやニュートリションバー、スープや焼き菓子などに採用され、日本ではお馴染みの抹茶やマカ、ココアなどパウダードリンクがあります。またアメリカでは大流行している、これも抹茶と同じく私が「逆輸入素材」と呼んでいるターメリックや、スムージーが好きな消費者にはスピルリナやケールも注目されています。肌だけでなく髪のコラーゲンを高めるといわれるプロティンパウダーも、一般化してきたようです。
フローラルやスーパーパウダーは、日本でも手軽さや栄養素の面などで、注目される商品ではないかと思います。

往々にして、消費者は、サステナブルでかつその製品の裏にある本来のストーリーを知ることを好んでいます。来年には、早々に全てのツナ缶製品で少しずつサステナブルな手法をとっていくことや、GEO原料を使用し他製品を排除すること、ホールフーズで提供する全てのメニューのラベルにカロリー情報を表示させることなどを視野にいれており、FDAが指導する栄養表示に対してより透明性を高く示していくとしています。
つまり、サステナブル、原材料やラベル表示などの明確化など事態もトレンドのひとつといえます。日本でもこういった流れはどんどん取り入れられてくるでしょう。

これらを叶えるものとして、中でも個人的に注目したいトレンドが、root-to-stem(ルーツ・トゥ・ステム)です。以前、フードロスが先進国で問題になっているという話を書きましたが、そのフードロス問題を解消する方法として注目されているトレンドで、"root-to-stem movement"としてホールフーズ以外でも叫ばれている。「果物や野菜を最大限に利用する」ということで、日常的にあまり食されない茎や葉なども食べるような“root-to-stem cooking”が注目されています。代表的なレシピは、スイカの皮のピクルス、ビートの葉のペスト、ブロッコリーの茎のスロウ(サラダ)など、消費者に紹介されています。
ただ単にフードロスの観点からではなく、栄養価などの面でも、今後もインナービューティーの分野で注目が高まるでしょう。
このトレンドは、弊社が勧めるビューティーフード・コンテンツでも展開していきたいと考えています。

オーガニックも、もはや新しい時代に入りました。このような次世代ヘルス&ビューティーに引き続き注目していきます。

2017 / 11 / 14  13:00

【オーガニック(コスメ・フード)】【業界時事】Amazon×Whole Foods Market 現況と知られざる戦略とは?

もはや業界の話題の中心の一つになっている、アマゾンによるホールフーズの買収。
第3四半期のアマゾンのネットセールスは、前年同期比で34%UPの437億ドルにまで成長しています(買収以前の数字含む)。なぜアマゾンが“スーパーナチュラル”な小売業態を買収したのか、様々な推測がなされています。

アマゾンとホールフーズは今後も統合を続け、アマゾンではアマゾンプライムやフレッシュなどを使い“スーパーナチュラル”な製品の提供を行い、ホールフーズの消費者優先で届けるロイヤリティープログラムも開始していく見込みです。また、ホールフーズでも改革を進め、今後10年・20年かけて新しい店舗フォーマットを模索していくと言われています。

しかし、ここでアマゾンの本当の狙いがわかってきました。それは、ホールフーズ・アウトレットで販売されるファーマシーの取り込みです。日本のアマゾンではすでに、医薬品等の販売も始まっていますが、本国ではこのような取り組みが昨今の動向から話題を呼んでいます。

アマゾンのホールフーズ買収は、健康・美容業界において、ある意味、新旧のトレンドがミックスした次世代ビジネス統合といえます。私が持論として展開する「革新的ビューティー論」でも、業界内のビジネスモデル変革について論じていますが、(通常買収とビジネスモデル変革とは異なりますが、)オーガニック製品でもECでの流通が一般的になる時代がまもなくやってくるわけで、世界のオーガニック業界での常識が変わるというのは新しい変革になるでしょう。

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2018.05.26 Saturday