アメリカ機能性食品のトレンド。シンプルなソリューションとは?
日本のそれとは少し異なりますが、アメリカにも機能性食品があります。
人々の健康を維持または助ける、シンプルなソリューションが人気です。
機能性食品は、心身の炎症を軽減する効果がある栄誉素などを含有しており、延命やアンチエイジングへの期待が持たれてきました。
つまり、抗炎症作用がある栄養素のことです。
近年、この抗炎症作用というキーワードがトレンドになっています。
美容商材では、アンチエイジングを叶えるものとして、抗酸化作用や抗炎症作用がキーワードとしてよくあげられますが、食品の(マーケティング)分野においては、少々珍しいと思われます。
スーパーフードをはじめ、私が提唱する「ビューティーフード」では、
抗酸化作用や抗炎症作用がある栄養素が含まれる食品もその1つと捉えています。
抗炎症作用のほかに、アメリカでは以下のキーワードも近年主流になってきています。
・植物由来の食生活
・健康的なファット(脂肪)
植物由来の食生活といえば、たとえばビーガンなどに代表される食事のことです。
ビーガンの食事は、ある研究では炎症が抑えられたという研究結果も出ていると言います。
また、健康的なファットとは、脂肪を排除するのではなく、良質な脂肪を摂り入れるということです。
良質な脂肪という観点では、また別の機会に書かせていただくとして、代表例としてアボカドやココナッツオイルが勧められています。
さて、ここで「スーパーフード」の代表例がでてきました。
日本のスーパーフード市場への可能性は?
ココナッツオイルなど一般的に「スーパーフード」といわれるものは、商品によって様々な機能がありますが、
アメリカの機能性食品のような、エヴィデンスを持った訴求はより説得力を増すでしょう。
また、植物由来の食生活というのも、一部「スーパーフード」に合致しているものが多いですよね。
新しい側面が期待できるのではないでしょうか。