食品・ドリンク市場 グローバルトレンド2019

2019年の食品・ドリンク市場のグローバルトレンド。健康・美容産業の成長において、3つのヒントが隠されています。それは、「エバーグリーン消費」・「ヘルシーエイジング」・「高利便性」です。

健康・美容業界でも着々と進みつつある企業のサステナブル・エフォート。トレンドキーワードとしては、「エバーグリーン消費」という言葉でも言われ始めましたが、サプライヤーから消費者までライスサイクル全体の取り組みとしてサステナビリティの視点が好まれ始めています。昨今話題になっているプラスチック問題から、特に食品・ドリンク業界ではパッケージに多く採用するプラスチックのリサイクルが進んでいます。また、2019年は、リサイクル方法だけではなく、製品に含まれる成分にもこだわり、農業還元への姿勢を怠らないことが大きなトレンドになっています。国内ではまだまだ発展途上ですが、農業還元など消費者も主導で取り組みを見せることは今後のグローバルニーズには欠かせない視点となってくるでしょう。

“アンチ”とこれまで言ってきたエイジングでは、年齢にふさわしいエイジングに変容しつつあります。ウェルネスへの高まりや、「ヘルシーエイジング」が浸透しています。国内でも「人生100年時代」といわれる世の中で、グローバルでもより健康なライフスパンを実現するために、ウェルネスをホリスティックや前向きな施策としてとらえ、また美容業界からインスパイヤーされたメーカーがこぞってヘルシーエイジングを叶える製品を提供し始めています。
これまで食品業界と美容業界は少し道筋が違っていたところがあったのですが、世界的な”スーパーフード”発展を背景に、健康・美容の側面で、ヘルシーエイジングを叶える製品競争が活発化してくることを暗示しています。

国内でも“時短”などのワードがあるように、食品・ドリンク市場でもグローバルに「高利便性」が求められるようになってきました。特に“エイジング”ケアによって向上した意識(美意識)にマッチさせるために、より利便性の高い食品・ドリンク製品にアップグレードされることが予測されます。「ヘルシーエイジング」ともリンクした製品選定だけでなく、より美味しさを追求したものや“パーソナライゼーション”、またスピーディーに提供できるサービスが求められています。
国内でも“時短”の領域に当てはまるミールキット(食材がすべてカットされていて自宅で調理するだけのものや出来立てが届くサービスなど)が2018年はとてもヒットしましたが、ただ単に時短だけでなく、ここに健康・美容の要素がしっかり入ってくるのが2019年の特徴です。

2019年は、環境に配慮しながら、消費者の健康や美容を意識した製品提供やサービスがより活発化してくるのではないでしょうか。