Clef de Beau-Marketing

2018/4/2創刊★美容マーケティングに特化した業界専門Webメディア Clef de Beau-Marketing (クレド・ボー・マーケティング)

コラム一覧

2017 / 12 / 28  10:30

【ビューティーフード/インナービューティー】美容・健康業界のGreenへの追及を果たすには ~植物由来食品とNon-GMOへの需要拡大~

Plant-Based FoodとNon-GMOのニーズ

以前のコラムでも書かせていただきましたが、Plant-Based Food、すなわち植物由来食品へのニーズの高まりが目立ちます。米国の市場規模では、310億円と年々増加しています。
“Green”とひとえにいっても、単純に“ナチュラル”という志向ではなく、環境への視点が求められます。美容・健康業界に近しい分野では、ナチュラル&オーガニックですが、日本でナチュラル&オーガニックといえば、一般的に農薬・化学肥料使用の人体への悪影響が心配されることが多く、こういった「安心・安全」の視点が主流になりすぎていて、まだまだ遅れている部分もあります。先進国でナチュラル&オーガニックと言えば、環境への配慮がいかにされているかということが主流です。私が、ナチュラル&オーガニックの分野でも広く語っているポイントです。(日本では、さらなる消費者教育も必要になります。)
この環境の視点から、植物由来の原料を好む傾向がうまれ、さらにナチュラル&オーガニックであればなお良いという嗜好が広がりました。

ナチュラル&オーガニックの一部ともいえる、Non-GMO。この市場規模も、2018年までを通して年12%も成長しています。
特にカナダや米国では、トウモロコシ、大豆、キャノーラなどの95~99%はGMOの種子を使って栽培されてきたことから、Non-GMOへの需要は業界において大いなる挑戦になります。また、Non-GMOの製品の識別や普及・啓蒙のために、認証マークもあります。
以前も書きましたが、日本では食用のGMO原料は禁止されていますので、特に注目すべきでもないのですが、「ナチュラル&オーガニック」や「グルテンフリー」などと合わせて美容と健康を意識する層にとっての、判断基準の一つとなってきているのです。
また、GMOはある意味“人工的な状態”ですから、元々の生態系への悪影響や、強いては生物多様性の観点で、「Greenではない」といえるかと思います。
なお、Non-GMOの表記については、海外製品で特に多くみられるものです。海外製品では、俗にいう“スーパーフード”や健康食品などで多くみられるので、それらのブランディングや差別化として言及すると、よりニッチな層へのアプローチが可能です。
逆に、日本製の製品の海外展開でも、逆にNon-GMOをうたうことで、より信頼性を提供できる場合もあるかと思います。

弊社では、コスメでも美容フードでも、海外製品でも日本でも、『“Green”への追求』に合わせた効果的なアプローチをご提供しています。
持論である『革新的ビューティー論』でもよく論じていますが、新しい取り組みとしての期待が高まります。

2018.11.19 Monday