Clef de Beau-Marketing

2018/4/2創刊★美容マーケティングに特化した業界専門Webメディア Clef de Beau-Marketing (クレド・ボー・マーケティング)

コラム一覧

2016 / 06 / 30  13:21

【ビューティーフード/インナービューティー】"スーパーフード"で注目される栄養素オメガ3 2015年製品市場規模に見る動向

“スーパーフード”などビューティーフードの中で注目されてきた成分が、omega(オメガ)系成分です。
中でもオメガ3は、6や9に比べてより一般的になってきました。
オメガ6や9については、またの機会にお話しするとして、
オメガ3は、抗酸化作用のある成分として、また血流を整え心疾患を予防するとされています。
この成分自体は兼ねてより健食産業では注目されてきた成分ですが、“スーパーフード”の盛り上がりとともに、新たに再注目されています。

アメリカのトレードアソシエイションのレポートによれば、EPAやDHAの最終製品の2015年市場規模は、31.4 billionドルにまで達しました。
特に地域別データを見ると、日本を含むアジアでの成長率がスーパーフード先進国のアメリカをぬいて、第1位の成長率です。
2017年までの予測では、世界全体で5%の成長が見込まれており、
これを見ると、今後も日本でも引き続き高い成長が見られるでしょう。

また近年の調査で、オメガ系成分を保有する生物(および海域)の調査が公開されています。
エリア別にみると、生息しオメガ系成分を保有する生物の成分レベルをみると、大西洋のほか日本海でも高い成分レベルを示していると言われます。
マーケティング関係とは別に、環境問題や生物多様性などに深く関心をもつ私としては、個人的に興味深い内容です。

少し脱線しましたが、今後もオメガ系成分の製品競争が活発になるのではないでしょうか。
その中では、やはり訴求力が大切になると思われます。

今後の動向も注目しています。

2016 / 06 / 20  13:23

【ビューティーフード/インナービューティー】“スーパーフード”など、厳選ビューティーフードあれこれ5選

何かと話題の“スーパーフード”ですが、スーパーフード先進国のアメリカでは、ナチュラルなスーパーフードが話題です。
ナチュラルとは何か。つまり、古来からふつうに存在する自然由来の食品のことです。

まず、ホールグレイン。玄米・穀物など、どちらかというと日本食では昔から良く食べられる品目のものです。

次に、藻類や海苔。アメリカでは、これらのスナックが話題で、2014年の市場規模では250億ドルを超えました。
日本に入ってきているスピルリナもこの類ですね。

続いて、面白いのが、スパイスのターメリック。インドでは伝統的なスパイスです。
ハーブサプリメントの中では、ナチュラル志向が高い流通でトップでした。(2014年計)

また、こちらも昔からよくあるダークチョコレート。
カカオ・フラバノールを採用した健康食品が話題で、急速に発展してきました。

最後に、ビート。血流を促したり、血圧を下げたりする作用があるなどと言われています。
現地では、ビートのジュースが注目されています。

このように、目新しい食材以外にも従来の野菜や植物など様々あります。
このようなビューティーフードは本当に様々で、これらのマーケティングには、訴求力も非常に重要な要素の一つです。
訴求には、専門的所見やターゲットに沿ったキーワードなどピックアップして、効果的に行うことが成功のカギです。

2016 / 06 / 14  14:26

【ビューティーフード/インナービューティー】【業界時事】農水産物の機能性表示

昨年から話題の食品の機能性表示。
農水産物の機能性表示への取り組みが進んでいます。

現在、申請通過、または、流通している農水産物およびその加工食品の機能性成分は、以下。

①緑茶(メチル化カテキン)
②ウンシュウミカン
③緑茶(エピガロカテキンガレート(EGCG))
④ホウレンソウ(ルティン)
⑤大麦(β-グルカン)
⑥魚(EPA、DHA)
⑦大豆(β―コングリシニン)
⑧りんご(プロシアニジン)
⑨こんにゃく芋(こんにゃく芋グルコマンナン)

(*農研機構『農産物9品目の研究レビュー(届出様式作成例)』より)

農水省や関連団体が使用できるデータベースを随時公開しています。
去年から動向を追っていますが、あまり新規認可が出ていないように思います。

申請通過・認定にはまだまだ時間がかかりそうですが、
このように農水省などでスムーズにできるよう工夫がされているので、申請を考えている方には必見です。


機能性表示については、まだまだ発展途上。
個人的には、日本の農水産物産業の発展にもつながる一方で、
消費者が情報過多になり過ぎて、混乱をしないかを懸念しているところです。
消費者へのアプローチだけでなく、”機能性表示”自体の認知度や理解度を上げないといけないのではと思います。

2016 / 06 / 13  13:28

【ビューティーフード/インナービューティー】最新!欧米の“スーパーフード”事情と日本

前回コラムから書いてきましたが、“スーパーフード”には明確な基準はありません。
そのため、敢えて私は『“スーパーフード”』と記述しているのですが、
"スーパーフード”は、世界的に、この5年の間に急成長を遂げています。
最新レポートによると、世界の市場規模では、202%の成長率です。
(2011-2015年統計:スーパーフード・スーパーフルーツ・スーパーグレインにおける新商品の数による)

この背景には、各国において、栄養価の高い食材が求められているという、消費者の健康志向の高さによるものです。
世界でも、日本でも、今後はより成長すると思われます。


ただ、もともとの食文化や習慣などによって、欧米の習慣がそのまま日本で当てはまるとは私は思っていません。
(そのため、消費者向けのアプローチも欠かせないと思っています。)
当たり前ですが、日本人が必要な栄養素、注意しなければいけないこと、国民性などによってそれぞれです。
それに、新しい製品がどのようにベネフィットをもたらすか、きちんと提示していく必要があります。

この類のマーケティングは、いわばとてもニッチで、明確にターゲティングを行うアプローチが必要です。
商品選定や訴求など、ターゲットに沿って行うのは、従来と変わりませんが、
展開方法やコミュニケーションにおいて、従来の方法だけでは弱いところもあります。

また、いわゆる“スーパーフード”というものは、欧米によるものがほとんどです。
輸入関連や、専門データ解析、効果的な訴求など、
ビューティー&ヘルスにおいてのみならず、専門的な見解が必要になるでしょう。



出典:Nutracetical World

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2018.11.19 Monday