Clef de Beau-Marketing

2018/4/2創刊★美容マーケティングに特化した業界専門Webメディア Clef de Beau-Marketing (クレド・ボー・マーケティング)

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2018 / 10 / 19  17:52

【美容/インナービューティーマーケティング】グローバル・ウェルネス市場にみる今後の展望

欧米で「ウェルネス」という言葉が主流になり、ようやく日本でも浸透してきたでしょうか。
そもそもウェルネスという言葉を紐解くと、様々なカテゴリーが存在し、それぞれに関わってきています。

グローバルウェルネス市場規模は4.2兆ドルにまで及びました(2017年計)。特に2015年からは年6.7%の成長率もあり、いまやウェルネス市場はグローバルエコノミー全体の5.3%をも占めていると言われています。
そのうち主なものが、パーソナルケア・ビューティー・アンチエイジング(いわゆる化粧品が該当)が1兆0830億ドル、ヘルシーな食事や栄養・ウエイトロス(ダイエット)が7020億ドル、ウェルネスツーリズムが6390億ドル、パーソナライズドメディシンやパブリックヘルスが5750億ドルとなっています。
これまで化粧品などによるパーソナルケアが中心だったところが、新しい手法が様々に注目されていますが、ここで注目したいのが、“パーソナライズ”市場です。現在はまだ調剤薬や医療サービスだったところが、美容までもパーソナライズが広がってきました。この分野の動向には非常に注目しています。

国内では、8月に経産省が出したデータによれば、18年上半期の化粧品市場規模は8300億円(輸入は1226億円)と前年比107%と好調。引き続きインバウンド需要が強く貢献していますが、国内業界動向を見ると、シワ改善美容液など美容業界では新しい競争が活発化しています。また今後は、業界としても模索が続く、パーソナライズ市場への参入も強く期待されています。化粧品だけで叶えるパーソナライズもあり新しいジャンルとして注目されていますが、パーソナライズ市場には、化粧品だけによる美容に留まらない包括的な美容・健康のベースアップ&キープが成功のカギとなりそうです。

パーソナライズ市場が今後どこまでウェルネス市場シェアに貢献してくるか、個人的に期待しています。

2018.11.16 Friday