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2018 / 11 / 09  13:50

【オーガニック(コスメ・フード)】2020年を見据えた国内オーガニック食品市場動向

サステナビリティ、SDGsなど環境との取り組みが重視されている昨今、特に東京五輪(2020年)を見据えた市場発展が注目されていますね。
先日論述した「ナチュラルの概念」が少しずつ見直され始めていますが、環境配慮はもちろんのこと、サステナブルな産業開発としての農業(=オーガニック農業)ももちろん大切な要素です。

2017年のオーガニック食品市場規模は、前年比102.3%の1,785億円。年間1〜2%の成長率が続いていると言われています。
農業自体よりも加工食品が全体の約7割を占めているのですが、俗に言う“スーパーフード”など美容フードを基調とした健康食品、ドリンク、スナックなどにより伸長し続けています。加工食品の場合は、海外認証でも同等の格付けができることから、信頼性やブランディングとしてなど認証が付与されており、おもに海外製品の流通が含まれている結果によるものでしょう。
しかし、重視したいポイントはやはりサステナブルな産業開発としての農業です。

2020年東京五輪では、「環境」がテーマとなっているだけに、オーガニック商品の提供も重要な要素です。しかし、日本のオーガニック農業農地面積は全体の0.2%にすぎず(2006年データ)、先進国に比べ非常に遅れています。
元オリンピック選手によれば、選手村で提供されるものは「安心・安全」な食材のほか、皿やスプーンなども“紙”素材で環境に配慮したものが通常といいます。2020年は、日本のオーガニック農業や日本の農業認証、強いては“クリーンラベル”製品が多く採用されることを望みます。また、さらにいえば、これに以前述べた”サステナブルシーフード”も取り入れられてくるでしょう。日本の農作物とこれらシーフードの組み合わせも期待したいですね。

個人的にいえば、加工食品では、私が"スーパーフード”の分野で言及している「逆輸入素材」に関するスーパーフードのアピールも期待したいところです。その中で、できるだけ加工プロセスの少なく、環境に配慮した食材を提唱できればよいと考えます。

 

2018.11.14 Wednesday